いつかのインド旅行雑記 ④
ゴンパ
ゴンパというのは僧院のことで、仏様を祀るだけでなく
大勢の僧が宿坊に住み、修行や教育の場所になっています。
ラダックの至る所で象徴的に存在し、旅行者にとっては
街ごとの目的地だったりチェックポイントだったり。
場所によってすべて違った趣があり、印象に残ったものはと
(絞るの難しいですが)あえて言うならアルチ村のゴンパでしょうか。
チベット文化圏で1、2を争う仏教美術の宝庫とされ、
寺院内に描き込まれた壁画・天井画の見事さには息を呑んで立ち尽くすばかり。
写真撮影はできないので、もしアルチ村を目指す人がいたら
ぜひその目に焼き付けてほしいと思います。
ゴンパはだいたい高い場所にあって、何だか体が重いなと
高度計を見たら何気に4,000m近かったりするので要注意。
とか言いながら、いよいよ恐怖の標高5,600mの峠を越えて
最大の目的地パンゴンツォ(パンゴン湖)に向かうのです。
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