いつかのインド旅行雑記 ②
ラダック
最初に訪れ、最も長い時間を過ごしたラダック地方は
チベット文化が色濃い「インドっぽくないインド」。
「ゴンパ」と呼ばれる古い僧院が山の上に点在し、
そこからはマゼンタの浅い緑色をしたポプラの木々と
穏やかな街の姿を遠くまで見渡すことができました。
ラダックとひとことに言っても相当広く、
レーを中心に1週間さまざまな場所を訪ねたのですが
どこへ行っても人々は親切で優しく、
山の陰影とタルチョ(カラフルな旗)に彩られた
まるで天国のような風景を覚えています。
特有の「ジュレー」(どうも!)という挨拶や
陽気なラダック・ミュージックも耳にしていて心地よかった。
チベット寄りの料理も馴染みやすくて美味しい。
ただし、ここには大きな魔物が棲んでいるのです。
それはまた、別のお話。
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