いつかのインド旅行雑記 ⑦
バラナシ
舞台は変わってラダックからバラナシの街へ。
「インドっぽくないインド」から「インドオブインド」へ。
一行はついに「インド」にやってきたのです。
人とバイクと牛がひしめき合う狭い路地、生ゴミ、動物の糞、
それらの匂いと混じってただよう何か乳製品の匂い。
着いた初日は「うわっ」とも思いましたが、
2日目にはあまり気にならなくなっていました。
外から来た僕たちがどうこう思ったところで、
ここに住む人にとってはノープレブレムでしかないのではないか、
そう感じたからかもしれません。
そこらじゅうの犬も牛も愛らしかった。
朝に夕に、ガンジス川を船で行きました。
過去にもバラナシを訪れたことのある奥さんは
「ちょっと離れて見るくらいが丁度いい街」と。
川から街を眺めたら、それも分かる気がします。
静かな川面を渡って届く、ガート(沐浴場)から絶えず鳴る鉦の音。
阿波おどりの雰囲気にすこし似ていました。
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